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~ウメボシ珍道中~
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しぃちゃん15

「正宗殿!約束のお団子はまだでござるか?!」
幸村の突然の取り立てに驚く正宗だったがその返答は早かった。
「…あぁ~昨日まではあったんだがな…今はない」
「無いとはどういうことでござる!!!」
詰め寄る幸村に正宗は堂々と応えた。
「全部食べちまった」
「!!?」

アッケラカンと返されたその一言に幸村の頭は真っ白になった。

「た………食べ……」
「悪い。桜とミルクとよもぎの三色団子は小十郎にまた作ってもらうから!な!」
「ぬぉおおおおおお!許さないでござる!覚悟するでござるよ!!」
完全にキレた幸村が焔の槍を構える。
「お!なんだやるってのか?!」
戦闘態勢の幸村に対抗するように正宗も刀を構える。
「団子へのこの想い…正宗殿には決して分からないでござる…」
「Ha…団子一つでここまで熱くなれるのはアンタだけだと思うぜ?」
「団子をバカにするなぁあああああああ!」
「正宗様!ようやく幸村殿の団子が出来っ…」

庭先で幸村と正宗がにらみ合う中、満面の笑みで割り込んできたのは正宗の腹心片倉小十郎だった。

「よう、おっせえじゃねえか!もう少しでオレ殺される所だったぜ?」
「申し訳ありません。でも正宗様のおかげで今度こそ天下一の団子が出来ました!」
「そうか!そりゃあ良かった!」
その話しを側で聞いていた幸村は混乱していた。
「正宗殿…どういうことでござるか?」
「……あぁ~…」
応えにくそうな正宗に変わって小十郎がすかさず応える。
「…正宗様は幸村殿に天下一の団子を差し上げたいと昨日から味見ばかりされて…」
「まぁ細かいことはいいじゃねえか!とにかくアンタの団子ができたんだ。ほら!持って帰りな!」
照れながら団子を幸村に投げ渡す。
「…っと」
受け取った幸村は正宗を見て目を輝かせた。
「この幸村っそのお心配りに痛く感激したでござる!今日は正宗殿と一緒に食べるでござるよ!」
「……ぇ;いやもう団子は…」
「遠慮することはないでござる!」
もの凄い勢いで追いかけてくる幸村と反射的に逃げる正宗。
「正宗殿~~~~~~!!」
「ひぃいいいいいっ!」

二人の楽しげな叫び声が奥州全土にこだまする中、小十郎は一人肩を震わせ泣いていた。
「正宗様にもあんな仲の良いお友達がいらっしゃったとは…この小十郎嬉しさの極みにございます(涙)」

そして幸村と正宗の紅蒼お団子の戦いは無事終結した。


*****

どうも。管理人の悠です。
思いつきで書いたらなんかよく分からない駄文になってしまいました;
まぁでも幸ちゃんお団子食べれて良かったね♪ということで…(ぇ;それだけ?
それだけです。

ほんと文章ヘタクソにも程があるよ…T△T





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☆プロフィール☆
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梅星 悠(ウメボシ ハルカ)
年齢:
42
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非公開
誕生日:
1981/06/26
職業:
絵を描くこと
趣味:
空を見ること
自己紹介:
ウメボシは旅から3時間で連れ戻されただいま原稿中。
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